クサボケ酒

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 クサボケの実が手に入ったので酒につけました。夏の終わり頃には熟して、小さな実ひとつでカリンの十倍もあるようないい香りを漂わせますが、まだ未熟なのでほとんど香りはありません。それでも数日放っておいたら、追い熟したわけでもないでしょうがほんの少し香りが立ってきました。
 ずいぶん以前、熟しかけたこのクサボケで作ったお酒がおいしかった記憶があるのでいつかまた作ろうと思っていたのですが、肝心の実が手に入らずに以来十何年か。春に咲くオレンジ色の花を見つけておいて、夏の終わり頃の草いきれの薮に踏み込めば採取も可能でしょうが、そんな計画性などはなからないわたくしでありますから、たしかあのあたりで花を見かけたことがあったなあと一時は覚えていても、採取時期になるとすっかり忘れてしまう本ボケなのでありまして、出来上がった酒の味さえもはや曖昧でありますね。
 そういう点ではずいぶんと早すぎる漬け込みですが、木から離してしまったのではしょうがない、果たしておいしいお酒になるかどうか。瓶の実が若干多めなのは、クサボケが少ないと見て増量のために山の家の庭の千成木瓜の実を混ぜたからです。もっと大きめの瓶がぜんぶ梅酒でふさがっていて手元になかったせいもありますが。
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 ついでにラベルまで作ってしまいました。なんだか売り物みたいですね。
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Commented by ふーやん at 2008-07-13 14:48 x
ラベルは、幽霊木瓜酒のようで、見ているだけで酔いそう。
Commented by fuefukin at 2008-07-13 15:10
飲まないでも酔えるように作ってみました。
by fuefukin | 2008-07-13 12:43 | 田舎暮らし | Comments(2)

日常の延長に旅があるなら、旅の延長は日常にある。ゆえに今日という日は常に旅の第一歩である。書籍編集者@福生が贈る国内外の旅と日常、世界の音楽と楽器のあれやこれや。


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