霜のおりた朝にはストーヴの煙がよく似合いますね。先の週末、山の小屋でいつもの仲間たちと大勢のゲストを迎えて恒例の山の忘年会&もちつきをしました。小屋が出来上がった12年前から欠かさず暮れになると続けていて、最近は体力も下降線の仲間たちのことですからもうそろそろ1年おきにしようとか止めにしようかなどと言いながらも、毎年新鮮なゲストも参加してくれるので今年も開催にいたりました。
前夜は友人知人、気のあった仲間たちのことですから、深夜までにぎやかに宴が張られました。
翌朝からさっそくもちつきの準備であります。といってもすでにかまどや釜、せいろなどの準備は終えているので、まずは火を焚くことからはじまります。
秋に採って冷凍保存しておいた山のキノコで汁をつくり、みなさんにおもちと一緒に召し上がっていただきました。サクラシメジ、センボンシメジ、カノシタ、ハナイグチ、ウラベニホテイシメジ入り、しょうゆ仕立てで出汁はキノコからのものだけですよ。
朝のうちは雪もちらつき、すぐ上の写真でわかるように一時は本格的な降雪になるかと思われた天候も、やがて真っ青な冬晴れの快晴にかわり、真っ白な富士山のながめとともにつきたてのもちをおいしくいただいて、今年の山の小屋の最後の行事もめでたく終了したのでありました。