こりゃ大変だ!
2007年 08月 12日
朝、水道の水がちょっと濁るといって、小屋の横にある貯水槽を覗きに上がってきた五軒下のYさんと立ち話をしているときに、ひょいと玄関の上を見ると、ややっ、なんと作りかけの蜂の巣を発見。
一昨年の夏だったか、宮沢賢治のお芝居をやっている幼児から中高校生までの子どもたちのグループがこの小屋で合宿をしたおりのこと、全員で近くの水車小屋を見学中に、やはり庇に営巣していたこのハチに襲われたことを思い出しました。水車の前で記念写真を撮ろうとわいわいしているのに刺激されたのでしょう、バチバチッという警戒音が聞こえたと思う間もなく、ワアっと襲いかかってきたのでした。5人だったか6人だったかが頭を、子ども一人はまぶたの上を刺されてしまいました。すぐに車で救急病院に駆け込んだのでしたが、さいわいに大事に至らずに胸をなで下ろしたのでありました。
あとから思い返して、黒いもの、つまり髪の毛とか瞳に集中するという、かねて聞き知っていた原則通りの攻撃であったことをあらためて納得したのでありました。わたくしも、隣に立っていた大人二人の髪の毛に潜り込んだハチをあわてて指で掻き出したり、首に巻いていたタオルをめちゃくちゃに振り回したりしたような記憶がよみがえってきました。
さてそれではこれから町におりて、長距離噴射スプレーの殺虫剤でも仕入れてきて、スズメバチには不本意でしょうが、この場所を退散してもらうことにしましょう。首尾についてはまた後刻。