名残りの桜 続続
2007年 04月 13日
昨日ひさしぶりに都心で用事があって出かけたので、ついでに新宿御苑をひとめぐり。御苑はあんがい手軽に短時間で何種類もの花を見ることができるので、毎年この時期には二度、三度出かけては桜の花の撮影をしている。早春から晩春までいろいろな種類の桜が次々と時期をずらして咲き競うので、ほんとうならもっとひんぱんに出かけたいが、まあそうもいかない。
染井吉野は派手にパッと咲いてさっさと散ってしまうので、それはそれできれいで見事であるが、花が過ぎればまるで申し合わせたようにマスコミはニュースにもしないし記事にもしないので、桜はもう終わりと思われてしまうが、八重系の桜はじつは今これからが本番だ。以前はピンクの色の濃い種類ばかりを見て、厚化粧のようなぼてっとした姿(そう感じていた)に、あまり好きになれなかったのだが、歳のせいかなんのせいか分からないが、またほかにも多くの種類があって花のかたちも色もさまざまなのを知るようになってから、好みは変わってきた。花に貴賎はないから、勝手に好き嫌いをいうのは花に対して済まないような気持ちにもなっている。 カンザン(関山)
イチヨウ(一葉)
ウコン(鬱金)
フクロクジュ(福禄寿)
フゲンゾウ(普賢象)
ギョイコウ(御衣黄)
こんな八重系のほかにもちょっと遅い一重の桜もけっこう咲いている。 コトヒラ(琴平)
スザク(朱雀)
タイハク(太白)
スルガダイニオイ(駿河台匂)
ベニヅルザクラ(紅鶴桜)
このほかにもまだたくさんあるが、またいずれご覧いただくことにしよう。まだ真冬と言っていい2月にまっ先に咲いた修善寺寒桜はすでに葉が青々と茂り、こんな桜ん坊をつけている。
染井吉野は派手にパッと咲いてさっさと散ってしまうので、それはそれできれいで見事であるが、花が過ぎればまるで申し合わせたようにマスコミはニュースにもしないし記事にもしないので、桜はもう終わりと思われてしまうが、八重系の桜はじつは今これからが本番だ。以前はピンクの色の濃い種類ばかりを見て、厚化粧のようなぼてっとした姿(そう感じていた)に、あまり好きになれなかったのだが、歳のせいかなんのせいか分からないが、またほかにも多くの種類があって花のかたちも色もさまざまなのを知るようになってから、好みは変わってきた。花に貴賎はないから、勝手に好き嫌いをいうのは花に対して済まないような気持ちにもなっている。
こんな八重系のほかにもちょっと遅い一重の桜もけっこう咲いている。
このほかにもまだたくさんあるが、またいずれご覧いただくことにしよう。まだ真冬と言っていい2月にまっ先に咲いた修善寺寒桜はすでに葉が青々と茂り、こんな桜ん坊をつけている。
by fuefukin
| 2007-04-13 13:39
| 花の写真