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モンゴルからのお客さん

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 今年はモンゴル建国800年という節目の年で、日本からのツーリストはビザ免除という特例もあって大幅に増えたようであります。こうした機会に一人でも多くの日本人がモンゴルという国に親しみを覚え、両国の友好親善をさらに深めていけたらいいと密かに考えているのでありますが、折しもその国から、昨年と今年のモンゴル旅行でたいへん世話になった人物が、若干のビジネスがらみもあって来日しました。

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 そこで滞在中の合間をみて、昨年訪問した友人知人が集まって歓迎会を開いたり、今年イトウ釣りに一緒に出かけた友人たちと宴の席を設けたりしました。さらに浅草見物に案内したり、山梨の山小屋に一晩招いて温泉や紅葉見物に連れ出したりしました。さいわいにして楽しんでくれたらしく、多少は世話になったお返しができたかもしれません。

d0054076_1312263.jpg そもそもは今から十数年前、社会主義国として最後を迎えたころのモンゴルの首都ウランバートルで、日本の大学でモンゴル語を学んだあと留学した日本人女性と、若いモンゴル人男性が出会ったことに始まります。詳しくは省きますが、ほどなくして結婚した二人は、やがて来日し、わたくしの当時の職場にやって来ることになりました。(右ふたりがモンゴルからのお客さん=山梨塩山の放光寺近くの水車小屋で)

 現在ではこういう例も珍しくなくなったかもしれませんが、戦後ソ連を枢軸とした社会主義圏に組み入れられ、民主化する1990年までは西側諸国との自由な往来はもとより信教の自由もなかった国でありますから、当時このようなモンゴル人男性と日本人女性の結婚はたいへん珍しく、逆ならまだしも、また大昔のことは分かりませんが、あるいはこの数世紀来初めてのことであったかもしれません。
 いずれにしてもこんな縁から、わたくしの友人知人たちとも交流がはじまり、いつかはみんなで訪ねようという話を繰り返しながら、末の弟の結婚式に列席するというのを機会に、ようやく昨年のモンゴルへの旅が実現したのであります。兄弟の伯父にあたるツォクトーさんは、モンゴル滞在中に私たちの民泊のためにアパートメントを提供してくれ、今年のモンゴルへの旅ではオノン川フィッシングキャンプにずっとついてくれました。このツォクトーさんが昨年結婚した末弟オトゴンとともに来日したというのが今回の顛末であります。
by fuefukin | 2006-11-26 13:55

日常の延長に旅があるなら、旅の延長は日常にある。ゆえに今日という日は常に旅の第一歩である。書籍編集者@福生が贈る国内外の旅と日常、世界の音楽と楽器のあれやこれや。


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