北の春の味
2006年 05月 20日
4月末の道北のイトウ観察が不首尾に終わったことはすでにアップしたとおりでありますが(参照)、その代わりに昨日、うれしい荷物が届きました。
イトウの産卵遡上の時期、ちょうど雪が消え始めるころに、真っ先に顔を出すのがヤチブキとギョウジャニンニクです。今年は季節が遅くて雪が多く、出かけた時はわずかにヤチブキが堅いつぼみをつけているのが散見されるのみでありました。 ギャウジャニンニクもまだまだ地中で寒気が去るのをじっと待っていたのでしょう。帰京してすぐキュ−バへ仕事に出かけたあとも、なかなか季節は進まないようでありました。それがようやく連休が過ぎたあと、北辺の地にも一斉に春が訪れたようであります。
イトウも他の釣りでも、山菜も、いっさい見ることなく過ぎた気の早い今年4月の訪問者を気にかけてくれた北の国の人たちが、うれしい贈り物をしてくれたのです。 さっそく生のまま味噌をつけてかじります。強烈なニンニク臭と辛みが口中を駆け回ると、そのあとには北の春のネギの甘さがじんわりと舌に染みてくるのです。これから数日はこのニンニク臭を身体にまとわせることになるでしょう。
イトウの産卵遡上の時期、ちょうど雪が消え始めるころに、真っ先に顔を出すのがヤチブキとギョウジャニンニクです。今年は季節が遅くて雪が多く、出かけた時はわずかにヤチブキが堅いつぼみをつけているのが散見されるのみでありました。
イトウも他の釣りでも、山菜も、いっさい見ることなく過ぎた気の早い今年4月の訪問者を気にかけてくれた北の国の人たちが、うれしい贈り物をしてくれたのです。
by fuefukin
| 2006-05-20 12:58