山里の秋
2012年 11月 19日
秋というよりはすでに晩秋、あるいは初冬といってもいいくらいの風景がひろがる山里。特産の渋柿、甲州百匁の収穫と干し柿作りの作業が佳境を迎えている。盆地に北からの冷風が吹き下りてくる頃になると、この柿が色づく。皮をむいて冷風にさらすと甘くなるなんて、いつ誰が考えついたのか、じつに季節の進みと稔りをうまくとらえた知恵だなあ。
半日収穫を手伝った見返りに30個ほどもらって帰る。
残りの半日はイワナの観察に出かける。2週前に見かけたペアはおそらく産卵を済ませているだろうから、産卵後の淵の様子がどうなっているかを見るためだ。アマゴもしくはイワナの幼魚に混じって、たぶん産卵したペアの片割れと思われるイワナが一尾、淵の底にへばりつくようにいるのが確認できた。
by fuefukin
| 2012-11-19 11:10