ヤマセミ(山翡翠)飛ぶ溪で 続々
2012年 06月 17日
前週には巣穴のなかでヒナに餌を与えたあとUターンして、しかるのちに頭部から巣穴を飛び出していたものが、この日は後ずさりして尻尾を見せたあと、巣穴の出入り口で回れ右をして飛び立つようになった。巣穴の奥でUターンできないくらいにヒナが大きく育っている証拠だろう。次の写真は後ずさりして巣穴の入り口で、止まり木に停まるような体勢をとったのちに素早く身を反らして飛び立つ瞬間。水中にダイブするときに見られるような膜が目にかかっているのがわかるだろうか。
そこで今週には巣立ったヒナたちを見られるかとも思って出かける予定をしていたのだが、週末は雨との予報に加えて、10日ほど前にいきなりハードディスクを認識しなくなって壊れてしまったパソコンの始末をしなければならないので、なくなくあきらめたのだが、とりあえず古い CRT モニタ一体型の iMacDV というやつのほこりを掃除して使いはじめた。しかし壊れた G4 MDD よりさらに古い G3 で、おまけに OS もさらに一世代前の Panther しか入っていない。手元にある Leopard をためしにインストールしようとするとディスクが吐き出されてしまう。このあいだには Tigar というのがあるのだから、どだい無理な話か。というわけでブラウザも旧旧世代で使うしかなく、非常にのろいうえに、レイアウトがくずれて表示されるウェブページもある。アップルのサイトだよ、アップルの、と怒ってもみたくなる。
ほんとうにこんなスピードのパソコンを使っていたのかねえ、わたしたちは。
文明は後戻りできない、という命題を実感するなあ。
というわけでどちらも壊れている2台の G4 MDD の電源ユニットか内蔵ハードディスクか、どちらかを一方に換装して、なんとか1台を動くようにする算段を実行に移すしかなさそうだ。元の作業環境を整えるには、はあ、まだまだ時間がかかるなあ。それより以前に認識しなくなった、写真データがたっぷり入った外付けハードディクスのことを考えると気が重い。思えば乱調はそこから始まっていたのかもしれない。
しばらくこのブログの更新ができなかったのは、こんなわけがあったのでした。
それでも来週はヤマセミの様子を観察に行かねばならない。