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サルナシ(猿梨)ちょっとだけ収穫

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 秋の山で野生キノコのほかの楽しみといえば木の実だ。なかでもこのサルナシは完熟すれば香りと甘さで、山の幸の随一とわたくしは思っている。いくぶん未熟のものは果実酒に、熟したものはジュースやジャムに、利用法は多彩だ。ただ野生のものなので採取に手間ひまがかかり、なお量が限られるところが難点ではある。
 マタタビ科マタタビ属のつる性植物で別名シラクチカズラ、シラクチヅル、北海道では実はコクワと呼ばれる。半割にしてみると、果物のキウイフルーツそのもので、国産小型キウイと言ってもさしつかえない。中国南部のキウイの原種とはもちろん親戚だ。霜が降りるころに完熟した実は、表面にしわが寄り、色も鮮やかな緑色から梨地に似た薄茶に変わる。これが梨を連想させ、なお野生のニホンザルが好んで食することから猿梨の名がついたのだろうと勝手に解釈している。
 先の週末、柔らかくなっている実もあったので手の届く範囲でちょっとだけ収穫。熟したのはジャムに、まだ堅いのは焼酎漬けにする。まだまだ鈴なりになっている場所があるが、高い木の上部で手が出ない。双眼鏡でのぞいては手をこまねいているが、山仲間の助けを借りてなんとか採取する方法はないか考慮中。とはいえクマやサルの取り分を横取りするのも気がひけるなあ。
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by fuefukin | 2011-09-15 09:05 | 田舎暮らし

日常の延長に旅があるなら、旅の延長は日常にある。ゆえに今日という日は常に旅の第一歩である。書籍編集者@福生が贈る国内外の旅と日常、世界の音楽と楽器のあれやこれや。


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