雷光と破裂
2011年 08月 09日
昨日も一枚載せたが、日曜夕刻の雷さま。
南のほうから雷雲が押し寄せるように、稲光とともにやってきたので、雨が来る前にベランダから撮影。ほぼ垂直に落ちた方角は、日野と立川の中間あたりか。
おりしも七夕祭りの客もいちばん増える時刻で、商店街の店もかき氷や焼きそばなどの模擬店も書き入れ時。かなりな売上がふいになってしまったようで、ご愁傷さまでありますね。予定されていたパレードなども雨のため中止というアナウンスが商店街のスピーカーから途切れ途切れに流れてきた。
ところが、ところがであります。
この雷さまのお怒りはわが家にもやってきた。
べつに怒りを買うほどの悪さはしていないつもりだが、あるいは積年の悪行が露呈したか、はたまた善行が不足しているとお怒りなされたか、翌朝ベランダに出てみると、大事に大切に育て順調に稔りつつあるヒョウタンに、無惨にも亀裂が走っている。
くびれもろとも、あたかも暴君のような雷光に破瓜された深窓の姫君のごとく、絹布の夜具で秘めやかな箇所を隠そうという羞恥心さえも奪われて、息もたえだえにしなやかな肢体を投げ出している(アハハ、まるで戦前のエロ小説だな)。
およそ30センチほどにまで成長し、どんな楽器にしようか皮算用までしていたのになあ。ああ無情。
by fuefukin
| 2011-08-09 10:11
| ネイチャーフォト