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ちょっと遠かった山頂

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 軍道登山口の標高340メートル、8時42分、靴のひもをきりっと締めて出発。
 若干出遅れたがまあなんとか行けるだろうと軽い気持ちで歩き始める。
 あまり気分のよくない杉の植林帯を登っていくうちに、すぐに汗ばみ、上着を脱ぐ。
 予報どおり気温も上がっているらしい。
 高明神社と掲げられた扁額のある鳥居を抜け、火事で焼けて里に遷座した本殿跡とすぐ裏手の高明山を越え、馬頭刈(まずかり)山頂上には10時11分着。腕時計の標高は山名標識のものと9メートルの誤差があるが、スタート地点の正確な標高が分からず初期設定できなかったので、まあこんなものだろう。北面に大岳山が姿を見せているが、あそこまであと2時間で行けるかなあ。このあたりから当初のもくろみの雲行きは怪しくなりはじめるのだが、まだ元気なことは元気で、体力にも余裕があってちょっとコーヒーブレイク。
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 わが家から見渡せる奥多摩の山々のなかで、その独特な山容で一目で分かるのが大岳山。サンテックスのル・プティ・プランス(星の王子さま)の冒頭の帽子の絵を想起させる山稜ですねえ。山頂から左(南)に長く伸びるのが馬頭刈尾根。冬の上天気な降雪の朝に撮影した写真を以下に(クリックで倍のサイズ)。赤線が今日の予定ルートで、大岳山頂にお昼ころ着いて昼食をのんびり済ませてピストンするというのがもくろみであったが、いかんせん出発時間が遅すぎた。近場で毎日見ている山だからと、ろくに調べもせずに来るからこうなるんだとぶつくさ言っても仕方ありませんね。
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 馬頭刈山からの尾根は、遠くから見るだけではゆったりした登りだが、実際は結構な登り下りがあって、ところによっては両側が急角度に切れ込んだ痩せ尾根状のところもあり変化に富んでいて、それが徐々に足に効いてくる。ロッククライミングのゲレンデになっているつづら岩を越えるころには、かなりよれよれ。日頃の不摂生を嘆いてもどうしようもありません。富士見台で予定の12時になってしまい、最後の谷の向こうにそびえる頂上でいただくはずだったおにぎり2個、リンゴ1個の昼食。
 頂上までの標高差はまだ200メートルほどある。なんとかたどり着けないわけではないが、日の短い帰路を考えれば引き返さざるを得ない。本日の最高到達標高1045メートルであえなくリターンとなりましたとさ。
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 行きの馬頭刈山頂であとから着いた、瀬音の湯に車を置いて登ってきたという中年女性の二人組、同じルートを先に行ったが、しっかりと大岳頂上を踏んで戻り、わたくしは帰路の鶴脚山付近で再び追い抜かれてしまう。健脚だねえと感心しながら言うと、先週も走ってきたと、細身のタイツ姿の彼女たちはどうやら山岳トレイルランニングのランナーらしい。それにしてもわたくしの倍以上のスピードだ。重たい交換レンズを背負っているとはいえ、もう少し楽に登るにはやはり普段のトレーニングが必要かなあ。
by fuefukin | 2010-11-22 00:08 | 山旅

日常の延長に旅があるなら、旅の延長は日常にある。ゆえに今日という日は常に旅の第一歩である。書籍編集者@福生が贈る国内外の旅と日常、世界の音楽と楽器のあれやこれや。


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