ウラベニホテイシメジ(裏紅布袋占地)とクサウラベニタケ(臭裏紅茸)

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 西多摩の近所のコナラ主体の雑木林でも秋のキノコが出始めました。まだ探索中ですが、今年は定期的に通って発生の推移を見ていこうかなと思っています。例年は標高の比較的高い別なところで撮影、観察、採取をしているので、200メートルもない西多摩の裏山にはたまにしか見回りに行かなかったが、晩秋まで、はたしてどんな種類が出てくるか楽しみであります。
 先週14日はウラベニホテイシメジをこの場所で初めて確認しました。すぐ近くに毒菌のクラウラベニタケもあったので、比較のために一緒に撮影してみました。わたくしは奥の軸が細い2本をクサウラベニタケと判定いたしました。
 両種とも傘、傘裏の色、絹糸状の光沢模様など大変よく似ていて、同じような環境に発生する。手前の3本のウラベニホテイシメジのほうが全体にしっかりしていて軸も固く中実、型も比較的大きい。一方クサウラベニタケのほうはぜんたいにきゃしゃで軸も細く中空、見た目もキノコとしてよくない。独断や主観も含めてわたくしはこんなふうに区別をしておりますが、これはあくまでもわたくしの観察法であります。ただし奥のほうのタイプには決して手を出さないし、誰かが採取してきても除外するので、さいわいにしてこれまで当たったことはありません。
 今年は山形でこのキノコが販売されて3件15人の中毒例が大きく報道され、都内墨田の祭り会場と長野県内のスーパーではニガクリタケが誤って販売されたというニュースもありました。しかし食というのはまた冒険でもありますから、わたくしはときどき挑戦もいたしますが、野生キノコを食するのはあくまでも自己責任、安全安心で美味しくいただきましょうね。

注)以上はあくまでもわたくし個人の見解でありますが、写真や記述に誤りあるいは不明瞭な点がありましたら先学のご教示を願いたく。

*)シャカシメジ、クリタケの立体写真もご覧あれ。
by fuefukin | 2010-10-17 07:38 | 森のキノコ | Comments(0)

日常の延長に旅があるなら、旅の延長は日常にある。ゆえに今日という日は常に旅の第一歩である。書籍編集者@福生が贈る国内外の旅と日常、世界の音楽と楽器のあれやこれや。


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