年の瀬
2005年 12月 28日
2005年も余すところあと3日。
早いものですね。
このところとみにそう感じます。
ちょっとまばたきしている間に1週間なんてあっという間に過ぎてしまう。
目をつむったらあっという間に半年だ。
1年前のいまごろはモロッコにおりました。
その1年前は?
たしかパリだったか。
その一年前は?
もうわからない。覚えていませんねえ。手帖を引っぱり出さないと分かりません。
3年ばかり前、ようやくデジタルに移行しました。日付けから時間、露出、シャッタースピードまで記録に残るのでありがたい。それ以前のポジでは保管用の袋に年月日と場所を記していたが、必要があってコマを切ってしまうと、入れておくポジ袋に書き写しておかないと分からなくなってしまう。10枚や20枚ならそれもできるが、多くなると面倒になって後回しにするともう終わり。それで撮影日はおろか、撮影場所さえ判然としない、それこそコマ切れのフィルムがあちこちに。まあ整理下手の性情にもよるのでありますが。
さてそれでこの写真が何年前なのかはっきりしませんが、ちょうどポジからスキャニングした画像がハードディスクにあったのでアップすることにします。何年か前の年の瀬に訪れた、中国四川省康定県、ロ定県と石棉県境界に聳え立つ大雪山脈主峰ミニヤコンカ7556メートル、海螺溝氷河越しに見る勇姿であります。中央左寄り奥、薄い雲がかかっております。
もう一枚はこの主脈稜線に連なる金銀山。朝は銀色に、夕方は金色に輝くというのでこう呼ばれますが、現地名は日照金山。これでも優に6000メートルを越えます。
氷点下15度ほどの明け方、宿の屋上で三脚を据えて待てども待てども重いガスに閉ざされて一向に姿を現さない。あきらめかけて三脚を畳み始めた瞬間、見事に眼前に躍り出た金銀山のモルゲンロートであります。 人生あきらめるなという見本のような一枚ですが、いつもいつもこうではないことを正直に白状しておきます。
早いものですね。
このところとみにそう感じます。
ちょっとまばたきしている間に1週間なんてあっという間に過ぎてしまう。
目をつむったらあっという間に半年だ。
1年前のいまごろはモロッコにおりました。
その1年前は?
たしかパリだったか。
その一年前は?
もうわからない。覚えていませんねえ。手帖を引っぱり出さないと分かりません。
3年ばかり前、ようやくデジタルに移行しました。日付けから時間、露出、シャッタースピードまで記録に残るのでありがたい。それ以前のポジでは保管用の袋に年月日と場所を記していたが、必要があってコマを切ってしまうと、入れておくポジ袋に書き写しておかないと分からなくなってしまう。10枚や20枚ならそれもできるが、多くなると面倒になって後回しにするともう終わり。それで撮影日はおろか、撮影場所さえ判然としない、それこそコマ切れのフィルムがあちこちに。まあ整理下手の性情にもよるのでありますが。
さてそれでこの写真が何年前なのかはっきりしませんが、ちょうどポジからスキャニングした画像がハードディスクにあったのでアップすることにします。何年か前の年の瀬に訪れた、中国四川省康定県、ロ定県と石棉県境界に聳え立つ大雪山脈主峰ミニヤコンカ7556メートル、海螺溝氷河越しに見る勇姿であります。中央左寄り奥、薄い雲がかかっております。
もう一枚はこの主脈稜線に連なる金銀山。朝は銀色に、夕方は金色に輝くというのでこう呼ばれますが、現地名は日照金山。これでも優に6000メートルを越えます。
氷点下15度ほどの明け方、宿の屋上で三脚を据えて待てども待てども重いガスに閉ざされて一向に姿を現さない。あきらめかけて三脚を畳み始めた瞬間、見事に眼前に躍り出た金銀山のモルゲンロートであります。
by fuefukin
| 2005-12-28 20:13
| 山旅