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馬とカヌー

 戦中までおこなわれていた明治神宮競技大会が前身で、戦後継承されて現在の国体(国民体育大会)となった。ウィキペディアにはこうある。
「1945年12月26日、岸記念体育館にて平沼亮三(大日本体育協会理事)、末弘厳太郎(大日本水上競技連盟会長)、清瀬三郎、久富達夫、石田啓次郎ら戦前から競技団体の要職にあった人たちが会合し戦後のスポーツのあり方と競技団体の組織と事業について話し合うなかで全国体育大会の開催が提案された。1946年、平沼、清瀬らは春日弘(関西スポーツ連合会長)と懇談し理事会を結成。実施要綱が検討されGHQの全国的な承認、政府から40万円の補助金を得て第1回国民体育大会がスタートした」
 敗戦後半年もしない混乱期に、すでに会合が開かれ、翌年には第一回の近畿大会が開かれていたというのだから、わかってはいたもののちょっと驚き。以来連綿と68年、今年は幾度目かの東京大会だが、なぜだか「スポーツ祭東京2013」と銘打たれて国体の文字が隠れてしまっている。ちなみにわたくしは何十年も前に国体が開かれたときに中学生で埼玉県民であったが、なにせ22回目ではじめての国体開催県とあって盛り上がりかたはすごかったような記憶がある。毎日のように「若い力」と「埼玉国体の歌」を歌わされ(!)、いまでもそらんじているほどだね。確認しようと「埼玉国体の歌」をYuoTubeで調べたが、残念ながらアップされていなかった。いまや昔の話であるか。
 それはさておき、今回の東京では、地元でソフトボール、近所で馬術や少年サッカー、バレーゴールなどの競技がおこなわれるというので、休日の週末にまだ生で見たことのない馬術競技と、多摩川の上流へカヌー競技の観戦に出かけた。どちらも動きのある競技なので、撮影訓練という名目をつけて。

 まず馬術。
 これだけ大型の動物ともなれば躍動感はすばらしいものがあるな。
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 ついでカヌーのスラローム競技の連続撮影。
 コース中の最難関、流れに対して斜めに設置された2本のバーの間を抜ける場面。
 頭部がバーの間を通過すればいいが、艇や身体が接触すると減点、万一あいだを抜けられずに通過してしまったらさらに大幅減点となる。写真は男女どちらも東京代表の選手、左上から順に時計回りに。
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 コースの全容は次の動画で。


by fuefukin | 2013-10-09 09:27

日常の延長に旅があるなら、旅の延長は日常にある。ゆえに今日という日は常に旅の第一歩である。書籍編集者@福生が贈る国内外の旅と日常、世界の音楽と楽器のあれやこれや。


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