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ヒマラヤの国ブータンの風物 2

 小国とあなどったか、国賓の宮中晩餐会を欠席して同僚議員の政治資金パーティーに出席、あろうことか「ブータン国王が来て宮中で催し物があるが、私はこちらの方が大事だ」とあいさつまでしていたらしい。いち議員ならいざしらず、国政をつかさどる内閣の一員の発言。小学生や中学生ではあるまいし、官房長官から厳重注意を受けて軽率だったと陳謝したが、自民党政権時代にいくらでもあったこんな行動が、いま民主党政権でも起きているんだなあ。あの夏の政権交替は何だったのかと思われるこのごろなり。

 さて気を取り直してブータンの風物の続きを。
 空港のあるパロと首都ティンプーのなかほどあたり、パロ川とティンプー川が合流し、国内各地への道路も交差する交通の要衝。合流点にブータン式、チベット式、ネパール式の三つのチョルテン(仏舎利塔)が並んでいる。
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 典型的なブータン様式の民家。石塀に乗っているマイクロバスの影が映っているのがおもしろいでしょ。窓枠のなかの三角形に見える影がおそらくわたくしだ。
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 山裾に川が湾曲し田んぼが広がる、日本の原風景をも思わせる農村風景。青々とした田んぼのころに再訪したい。
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 通りかかった比較的大きな村で開かれていた市場に立ち寄った。もう時効だからいいだろう、ここで刃渡り25センチほどのナタを買い求めて荷物に忍ばせ日本に持ち帰った。いまでも重宝しているが、いくつもの空港を乗り降りしながらよく引っかからなかったものだ。いまなら即座に別室に連行されるだろうな。
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 写真はいずれもポジからのスキャン画像。続きはまた明日。
by fuefukin | 2011-11-18 09:45 | ブータンの風物

日常の延長に旅があるなら、旅の延長は日常にある。ゆえに今日という日は常に旅の第一歩である。書籍編集者@福生が贈る国内外の旅と日常、世界の音楽と楽器のあれやこれや。


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