奥多摩のキノコ
2010年 10月 18日
昨日曜は奥多摩の、ミズナラとコナラ主体、標高900メートル前後のこんな森をさまよい歩いておりました。もう十数年前に一度だけ訪れた場所ですが、記憶を探り探り、なんとかたどり着けたので、わたくしの記憶力もまだまんざらでもないかとひと安心したのが災いしたか、下山時に尾根をひとつ間違えて、帰りは林道をてくてく歩く羽目に相成りました。まあけもの道くらいしかついていない山だから仕方ありませんね。クマには出合わないよう鈴を鳴らし、時々周囲を見回しながら慎重に。シカとイノシシの痕跡は濃厚でありました。
ときおり薄日は射すものの雲の多い一日で、緑の葉はわずかに黄変をはじめているかに見えるが、まだまだ気温は下がりきらないのだろう。出ているキノコの種類もまちまちで、今年の天候の不順は山奥にまで及んでいる。採取したキノコはざっとこんな具合。
●サクラシメジ(もう10月中旬だのに)
●コウタケ
●シャカシメジ
●ナラタケ
ほかにクリフウセンタケ、クリタケ、アイジメジ、マスタケ、ウラベニホテイシメジなど。
今朝はさっそくナラタケの出汁でそばをいただきました。美味い!