変わり曼珠沙華
2009年 09月 24日
お彼岸の中日も過ぎて西多摩あたりでは曼珠沙華も終盤です。
川の土手や畑の周辺、水田の縁、民家の空き地、墓地などにやや控え目に赤い焰をあげていた花が枯れて終わると、今度は青々とした葉がつんつんと伸びてきます。冬中、春まで葉が伸びて競争相手のほとんどいない光合成を謳歌するのですね。春、他のおおかたの植物が旺盛に伸びはじめると地中の球根だけで次の彼岸を待つという、ちょっとひねた生活史を持っています。
自生しているもののたいがいは赤色ですが、咲き具合によって色の濃いもの薄いもの、同じ赤色といってもさまざまです。なかにはこんなすっきりしたストライプ模様の花も見られます。ごく普通の花はこんなでしょうか。
さらにこんな白花も。突然変異で色素が抜けたというのではなく、朝鮮半島から九州あたりまでこうした白花が自生しているようです。わたくしが見かけたこの花は、どうやら人為的に移植されたもののようでありますが、ショウキズイセン(鍾馗水仙)とヒガンバナの交雑種という説もあり、すっかり観光地になった高麗郷の巾着田や新宿御苑にも咲いているそうですから、真偽のほどはにわかに判断できません。
川の土手や畑の周辺、水田の縁、民家の空き地、墓地などにやや控え目に赤い焰をあげていた花が枯れて終わると、今度は青々とした葉がつんつんと伸びてきます。冬中、春まで葉が伸びて競争相手のほとんどいない光合成を謳歌するのですね。春、他のおおかたの植物が旺盛に伸びはじめると地中の球根だけで次の彼岸を待つという、ちょっとひねた生活史を持っています。
自生しているもののたいがいは赤色ですが、咲き具合によって色の濃いもの薄いもの、同じ赤色といってもさまざまです。なかにはこんなすっきりしたストライプ模様の花も見られます。ごく普通の花はこんなでしょうか。
さらにこんな白花も。突然変異で色素が抜けたというのではなく、朝鮮半島から九州あたりまでこうした白花が自生しているようです。わたくしが見かけたこの花は、どうやら人為的に移植されたもののようでありますが、ショウキズイセン(鍾馗水仙)とヒガンバナの交雑種という説もあり、すっかり観光地になった高麗郷の巾着田や新宿御苑にも咲いているそうですから、真偽のほどはにわかに判断できません。
by fuefukin
| 2009-09-24 08:36
| 花の写真